2009年12月19日土曜日

ビジュアルコラボレーション体験コース 成果報告!クラウド時代の新たな幕開けを予感!

おかげさまで12月18日(金)ビジュアルコラボレーション体験コースが無事終了しました。
これまでMindManagerの基礎・実践コースを通じて約450名のビジネスパーソンの方々にトレーニングを行ってきました。
その都度、参加者には様々な気づきや発見が生まれてきましたが今回は、これまで以上にエキサイティングな空間となりました。

それは、一体なぜなんだろう?

それはきっとマインドマップという概念だけではどうしても想像できない世界や気づけない世界が参加者の人たちの目の前にぱっと開けたからなのだと思います。

私たちは、何か新しいことを学ぶ時、どうしてもそのもの自体を理解しようとしてしまいがちです。
つまり、「マインドマップ」とは何かを学ぼうとしてしまうのです。
ここで非常に大切なことは、学ぶためには「目的」が必要だということです。
学ぶこと自体が目的になってしまうと様々なことが空回りしてしまうことに気づいてください。

あなたは「マインドマップ」を一体何のために利用したいと思っているのでしょう?
結局、「マインドマップ」が生きるも死ぬもその目的次第なのです。

マインドジェットは、この「マインドマップ」という優れた手法を「ビジュアルコラボレーション」を実現するために応用している先進的な企業のひとつです。
その結果、どのような世界が開けるのか興味がある方は、ぜひ「ビジュアルコラボレーション体験コース」に参加してください。

毎週金曜日の15:00-18:00にあなたを新しい世界を誘う機会をご用意しています。
12月25日(金)は、あなたにとっておきのクリスマスプレゼントになることでしょう。
お申し込みは、チャンピオンプログラムのページから今すぐ!

来年は、きっとクラウド、SaaSとともに「ビジュアルコラボレーション元年」となることでしょう!
今年も残りわずかとなりましたが、皆さんよい週末を!

2009年12月18日金曜日

ビジュアルコラボレーション実践!プロジェクト計画・実行編-鳥の眼で全体像を把握、蟻の眼で詳細情報へとアクセス!

日常のビジネスシーンや業務にMindjet CatalystやMindManager8を効果的に役立てる方法をご紹介するビジュアルコラボレーション実践!
本日は、第三弾「プロジェクト計画・実行編」です。

プロジェクトと言えば必ず出てくるのが、「スケジュール」や「ガントチャート」といった作業工程表です。
納期を厳守する上でこの時間軸を中心とした仕事の管理方法も重要であることは確かです。
しかしながら、プロジェクトをマネジメントする上では、これだけでは不十分です。

なぜなら、プロジェクトはどんなに綿密に計画を立てても常に不測の事態を招く恐れのある不確実性の高い仕事だからです。
時間による管理のみを行っている場合は、私たちの思考はどうしても直線的になります。

私たちが、ある目的地へ移動する際に道に迷った時のことを想像してみてください。
いったんルートを間違えてしまうとそのまま突き進むべきなのか、一度戻るべきなのかがわかりません。
そんな時、私たちはいったん地図を取り出し、鳥の如く上空からの視点をもって現在地を確認し、軌道修正を行った上で再び蟻のごとく前進を続けます。

実は、プロジェクトをはじめとした知的労働においてもまったく同じことが起こるのです。
不測の事態や予期せぬ状態に陥った時に、この鳥の眼をもってプロジェクト全体を上空から見渡す必要があるのです。
その際に、大いに役立つのが地図と同様、プロジェクト計画マップなのです。
私たちは、いったん移動をはじめてしまうと目前にあるものに視点が奪われ、時に上空からの視点を見失いがちです。
そんな時、私たちに鳥の眼を与えることによって適切な軌道修正を促すことがマップの重要な役割であり、本質なのです。

Mindjet Catalyst上に、このプロジェクトの計画マップをチームで共有すれば、メンバー全員が常に全体像を見失うことなく、各自の役割や仕事に集中することができます。
さらに、単なる絵に描いた餅ではなく、常にプロジェクトの最新情報を反映したマップに更新することが最小限の労力で行えるのです。
つまり、プロジェクト計画は、計画段階の時にしか使わないものではなく、実行時にも役立つ情報へと進化していくのです。

以下に、プロジェクト計画マップをCatalyst上に共有した場合の活用イメージを簡単に紹介しましょう。

1. プロジェクトの活動項目をプロセスごとに定義したマップを作成・共有します。
2. 仕事情報という属性情報を各活動項目に定義することで計画を具体化します。
3. それぞれの作業の担当者は、マップマーカーという記号を使って、活動の進捗状況や状態を更新します。
4. 詳細情報、報告事項がある場合は、ノートを使い活動項目のメモとして記録しておきます。
5. プロジェクトマネージャは、常に全体像を把握しながら現在の状態をマーカーやノートの情報から的確に把握します。
6. 担当者からさらに詳しい情報を入手する必要があれば、チャットやメールで状況を詳しく確認します。
7. 定期的にWeb会議機能を使い、プロジェクトの進捗状況や報告内容をマップを通してレビューします。
8. MindManager8やJCV Gantt Proのようなプロジェクト管理ツールを併用することで、この計画マップからガントチャートや報告書をすばやく生成することもできます。

"鳥の眼"でプロジェクト全体を俯瞰し、"蟻の眼"で状態や詳細事項を確認

2009年12月17日木曜日

ビジュアルコラボレーション実践!情報共有・アクセス編-必要な情報をすばやく集めて共有しよう!

日常のビジネスシーンや業務にMindjet CatalystやMindManager8を効果的に役立てる方法をご紹介するビジュアルコラボレーション実践!
本日は、第二弾「情報共有・アクセス編」です。

例として、MindManagerを使った様々なソリューションを皆さんと共有したいと思います。

MindManagerは多くの方が単なる「マインドマップ」ツールだと思っています。
実はそういった一面があるのも事実ですが、ビジネスや業務で役立つビジネス情報管理ツールという側面も持ち合わせいます。

双方の大きな違いは、一方が「絵」や「画像」としてマップを描くことに対し、もう一方では「情報」や「知識」へアクセスする道具としてマップを活用するという点です。

現在、MindManagerには、アドインできる便利なソリューションが多数存在していますが、残念ながらそれらの情報に統合的にアクセスすることができません。
いったんインターネットのサイト上に点在してしまった様々なソリューションをわかりやすく整理し、みんなで共有するというのは非常に難しい面もあります。

そういった場合は、以下のような方法で多くの方が持っている情報をダイナミックに収集して多くの人たちと共有することができます。

1. Catalyst上にビジネスソリューションの枠組みを定義したマップを共有します。
2. メンバーの方は、すでに把握しているソリューションを該当のテーマに追加します。
  この時、メンバーは同じマップにリアルタイムに情報を追加することができます。
3. 該当のソリューションの紹介ページのURLをハイパーリンク機能を使って関連トピックに紐付けます。
4. 情報が一通り集まったら、Catalystの共有機能を使ってマップからPDFファイルに変換し、多くの方と共有します。
5. 情報を受け取った方は、マップから関心のあるトピックをたどることで必要な情報にすばやくアクセスできます。
6. さらにその情報を必要とする人がいる場合は、共有機能を使ってPDFファイルのリンク情報をメールやブログ、SNS等を通じて配信することもできます。

この方法の大きな利点は、複数の人たちが持っている情報をリアルタイムに集約できることです。
さらに、私たちがコラボレーションをする際にもっともよく使用する「電子メールにファイルを添付する」必要がないことです。
Mindjet Catalystを使って、すばやく情報を集め、共有する方法の効果をぜひ実感してみてください。

"Mindjet ビジネスソリューションマップ" Presened By Mindjet Player


2009年12月15日火曜日

ビジュアルコラボレーション実践!相互理解編-お客様の状況をすばやく理解し、共有しよう

さあ、いよいよビジュアルコラボレーション実践と題して、Mindjet CatalystやMindManager8を効果的に日常のビジネスシーンや業務に役立てる方法をシリーズ編でご紹介しましょう。
まず第一弾は、「相互理解編」です。
ここでは、MJ株式会社の営業マンが同社が販売するソフトウェアを使用する顧客へ訪問し、現状や問題についてヒアリングした結果を社内にフィードバックしながら製品や顧客対応の改善をはかっていくシーンを想定します。
通常、こういった場合お客様から聞き出した情報は、メモからメールやワープロのような文書情報に変換されますが、単なるメモを報告できるレベルにするにはそれ相応に時間と労力が必要です。
MindManagerのようなマッピングソフトを使ってランダムにメモを展開したとしても多くの場合は、以下の左側のイメージのようなかたちになりやすいと思います。

こうなる原因は、顧客の情報をどういった視点で整理するのかといった基準がないからです。
この基準がばらばらであったり、共有できていない場合は、こういった情報を相互に理解するというのは非常に負荷がかかります。
Mindjet Catalystのマップ共同編集機能を利用すれば、一見こういった整理されていない情報でも右側のイメージのように共通の視点に基づいてすばやく整理することができます。
以下に大まかな利用の流れを記載しておきますのでぜひ参考にしてみてください。

1.営業マンは顧客の情報(生の声)を現場で収集する(必要に応じてオンラインでも可能)
2.入手情報をCatalyst上にインポートして、協働作業しながら内容を整理する
3.回答内容を準備するため複数の関係者から情報を収集する(トピックにノートに回答を記録-遠隔地からでもOK)
4.回答資料の準備と配信(必要に応じてMindManagerを使ってアウトライン形式へ変換)
5.顧客からのフィードバックをもとにマップを更新
6.顧客の状況と全体像をチームで共有する
7.次なるアクションを検討し実行を管理する

といった感じとなります。
ビジュアルコラボレーションの本質は、このチーム内の「相互理解」をいかにすばやくかつ正しく生み出せるかという点にあります。
通常私たちは、言葉や文章で自分の理解を一生懸命他人に伝えようと努力しますが、思ったように伝わらないことがよくあります。
その原因は、伝える言葉の上位にある概念が、うまく伝わらないからなのです。
マップを使うことによって、この上位概念を上位トピックとして紐付けることができるので、共通理解を生み出しやすくまた誤解を防ぐことができるのです。

この活用例でのポイントは、なんといっても

3.回答内容を準備するため複数の関係者から情報を収集する

が時間と場所を選ばずに実行できることです。
チームの関係者に回答の期限を伝えておけば、誰でも都合のよい時間にどこからでも情報を入力・参照できるので大変便利です。回答内容をノートに記録し、必要に応じて質問記号(?)をつけることで再度の確認を促します。
こうして、マップを利用すると、最初は単なる「言葉のメモ」に過ぎなかっただったものが、チームで編集を加えることにより、

7.次なるアクションを検討し実行を管理する

では今後のアクションを検討する材料へと成長していきます。

こうした情報の変化は、私たちが日常利用しているメールやワープロ等では実現できない世界であり、わずか1枚でそれを実現できることが最大の強みであり利点です。

顧客の要件ヒアリングやインタビュー結果などをチームで理解・共有する際にぜひ活用してみてください。

2009年12月14日月曜日

時は金なり!知は宝なり!ビジュアルコラボレーションがもたらす価値と可能性!!

見える化というキーワードを目にするようになってから久しくなりますが、協働作業の見える化を意味する「ビジュアルコラボレーション」を実践することに一体どれくらいの価値があるのかについて今日は一緒に考えてみたいと思います。

MindManagerをミーティングや情報分析およびマネジメント、そしてコミュニケーションやプロジェクト/タスク管理において有効活用した場合、どのくらいの時間が削減できるのかを1800人のナレッジワーカーを対象に調査した結果(英語)がビジネス白書としてMindjetのWebサイトで公開されています。

> Mindjet Solution Business Case(英語)

調査結果として、少なくとも週に一人当たり3時間から5時間が削減されるという結果が出ています。
年間52週に換算すると実に一人あたり260時間もの削減となり、時間単価を5000円と見積もったとしたら、年間一人当たり130万円もの価値(時間)を創出する計算になります。

自身のこれまでの経験上から言えば、より有効に活用すれば一日に2時間程度の時間は削減できると実感しています。つまり、週10時間前後の削減が期待できるというわけです。
また、この効果は個人のみならずコラボレーションするチームの生産性にとっても大きな影響をもたらしますので、トータルで計算すると非常に大きな効果が見込めることになります。

しかしながら、MindManagerを使ったことのない方にとっては、「生産性や効率がアップします」と言われてもなかなか実感がわきにくいということもあるでしょう。

そこで、そんな方には、Mindjetが提供するProductivity Self-Assecsmentをやってみることをお勧めします。
フォームから、日頃ミーティングや情報分析・管理、コミュニケーション、プロジェクト管理のアクティビティに週当たりどれくらいの時間を割いているかを入力して計算結果をリクエストすると指定した電子メールアドレスに削減効果予測レポート(英語)が送信されます。

グラフ形式で表現されていますので、英語が苦手な方でも直感的に理解できると思います。

もちろん、削減可能な時間や単価は人によって様々ですが、私たちにとって貴重な時間を「時は金なり」という視点で日常の活動をシビアに観察することも時には必要かもしれません。

"Productivity Self-Assessment Calculator" Presented By Mindjet

2009年12月13日日曜日

ブログの最新情報をすばやくマッピング!MindManagerの便利なニュースフィード機能

MindManager8は、自身の頭の中にあるアイディアや知識をすばやく洗い出し、整理するだけでなく、外部にある様々な情報をマップ上にすばやく取り込む方法も提供しています。
そのひとつが、マップパーツの中にある「ニュースフィード機能」です。
今日は本ブログを例にサイトの更新情報をニュースフィード機能を使ってマップに取り込む方法をご紹介しましょう。

まず最初に該当のブログのニュースフィード(RSS)のURLを調べます。
本ブログのRSS-URLは、以下の通りです。

http://smart-catalyst.blogspot.com/feeds/posts/default?alt=rss

通常は、「このニュースを購読する」を実行すればニュースフィード機能を持つブラウザからすばやく情報にアクセスしたり、必要に応じて記事を並べ替えたり、検索することもできます。
MindManager8を使えば、さらにこれらの情報をすばやくマップに取り込んで自由に編集することもできます。

1. MindManager8を起動し、新規にマップを作成します。
2. 作業ウィンドウのマップパーツを選択して、マップパーツフォルダを右クリックします。
3. メニューから、「ライブラリに新しいニュースフィードの追加」を実行します。
4. 上記に示されるRSS-URLをコピー&ペーストして入力するとニュースフィード用のマップパーツが生成されます。
5. 任意のトピックに該当のマップパーツをドラッグすると自動的に該当のブログから情報を取得し、マップのトピックとして展開できます。
6. 各トピックには、投稿のテーマや投稿記事、記事参照のためのハイパーリンクが自動生成されます。

取り込まれた情報の全体像を俯瞰しながら、関心のあるトピックへダイレクトにアクセスできるので大変便利です。
関心度の高いブログやサイトからすばやく情報をマッピングし、独自の視点で編集するれば意外な発見があるかもしれませんよ。
MindManager(Pro7または8)を活用している方は、ぜひ一度お試しいただき新たな情報活用方法を模索してみてください。