2009年12月5日土曜日

ブログの弱点克服!?これぞマップに秘められたパワー

ブログを開設してから早2週間が過ぎようとしています。投稿数も15件となりました。
毎日、様々な使い方やコンセプトをわかりやすくお伝えできればといろいろと工夫しているつもりですが、残念ながらブログには閲覧者が記事にアクセスする上で特有の課題があります。

それは、投稿記事のアーカイブにすばやくアクセスする手段が貧弱であるという点です。
最新や最近の記事を閲覧することはたやすいのですが、膨大に蓄積されたアーカイブから読み手が関心のある記事にダイレクトにアクセスする方法が残念ながらないのです。
カテゴリ分けされたテーマからプルダウンメニューで記事を選択する方法もありますが、あまり使い勝手がよいとは言えません。
このブログの根本的なアクセスにおける弱点を克服するためにもマップが大いに役立ちます。

具体的に、本ブログをマッピングした例をご用意いたしましたので、あなたの知りたい箇所をクリックして見たい記事にアクセスしてみてください。

"情報アクセスの課題を克服するブログマップ" Presented By Mindjet Player

2009年12月4日金曜日

ドラッカーが50年前にすでに予見していた現代社会が抱える本質的な問題とは?

気がつくとマインドマップやMindManagerとの出会いから約10年が過ぎようとしている。
プロジェクトマネージャという立場から物事の全体を俯瞰する必要性を痛感したのが、今から17年以上前。
以来、マインドマップを含めて様々な思考手法を実践で活用し、その本質を体得してきたつもりだ。
最近よく耳にするのは、「マインドマップは果たしてビジネスや仕事に役立つのか?」という素朴な疑問である。
結論は、声を大にして「大いに役立つ」と答えたい。

今日は、その結論を今は亡きマネジメントの父ピーター・F・ドラッカー氏の優れた知見に基づき検証してみたい。
彼が、50年以上前にすでに指摘していたと言われるモダンアプローチの限界、それは世の中の事象は論理の力によって解明できるとの前提に基づき、すべてを部分に分解して考えるというアプローチであった。
しかし、このアプローチは、現代社会が抱える地球環境問題や少子化高齢問題といった複雑な問題を解決するには残念ながらまったく役に立たない。それは、一体なぜなのだろうか?
それは、部分最適は、決して全体最適にはつながらないからである。
わかりやすく言えば、私たちの体を部分に切り刻んで分解しても何の機能も果たせない、体というひとつに統合されてはじめて機能するということである。
ドラッカーからのメッセージの本質は、「部分ではなく、全体を見なさい」ということである。
これは、言うはたやすいが、すでに部分に分解されてしまった物事を全体として捉えなおすには強い意識と訓練、そして道具が必要となる。
身近な例としてあげられるのは、学問や国、企業の部門そして私たちの人生である。
あなたは、果たして日々の日常や出来事を自分の人生全体の一部として常に俯瞰できているだろうか?
そう考えてみるといかに難しいかがわかるはずだ。
その全体をとらえるための道具として役立つ手法のひとつが「マインドマップ」であり、それを具現化した優れたツールが「MindManager」なのだと主張しておきたい。

例としてここに、人類と企業というものを上位の概念から俯瞰し、マッピングしたものをお見せしよう。
このレベルで俯瞰できれば、環境問題や戦争、そして企業の部門間のセクショナリズムなどといったものは入り込む余地がなくなることにあなたは気がつけるだろうか?

"企業の活動を部分としてではなく全体として捉えた企業マップ" Presented By Mindjet Player

2009年12月3日木曜日

チームワークにおいてマップがもたらす価値の本質とは何か?

ビジュアルコラボレーションと一言でいってもなかなかその意味の本質は伝わりにくいかもしれません。
そもそも私たちが現代社会において日々行っている「知識労働」というものの性質を理解することが大切です。
今日はわかりやすくするために、オリエンテーリングを例に説明しましょう。
オリエンテーリングとは、地図とコンパスを用いて、山野に設置されたポイント(コントロール)をスタートから指定された順序で通過し、ゴールまでの所要時間を競う野外スポーツの一種です。
オリエンテーリングに参加するチームは、この「地図」と「コンパス」を頼りに目的地を一丸となって目指すわけですが、実は私たちの行っている「知識労働」には、「地図」も「コンパス」もありません。
ここで気づかなければならないことは、この「地図」と「コンパス」らしきものを誰かが創らなければ、間違いなく道に迷い、行ったり来たりを繰り返し、最悪の場合は目的地に到達することができなくなってしまうことです。

地図(マップ)の本質は、チームでの活動や行動を適切に誘導しながら、目的地までのアクセスの時間をできる限り短縮することにあります。
そのためには、全体像を明らかにし、それぞれの情報の位置関係を整理した上で、様々な学習を容易にできることが大切です。

身近な例で言うと、インターネット上にMindjetのWebサイトが存在します。
各ページには様々な情報が掲載されていますが、通常すべての情報を読み手が必要とするかどうかはわかりません。ここで、適切に誘導することができない場合、読み手が探したい情報をあちこち探し回ることになりますが、それぞれの読み手に大変な負担をしいることになります。
そこで、特定の目的をもったチームに対して共通な視点をもったマップを提供することができれば、情報へのアクセスは、劇的に改善され、すばやく目的とする情報へとたどりつくことができるわけです。
この原理を、チームワークに適用し、チームで同じマップを共有しながら仕事を進めていきながら目的地へと辿り着く-これがまさにビジュアルコラボレーションの果たすべき本質と価値なのです。

"Mindjet CorporationのWebサイトマップ" Presented By Mindjet Player

2009年12月2日水曜日

素朴な疑問を解消!CatalystとMindManagerって一体何が違うの?

Mindjet Catalystのサービスを開始してから、MindManagerとの違いを聞かれることが多くなりました。
ここでは、本質的な違いをわかりやすくご説明しましょう。
まず、その大きな違いはMindjet Catalystは、チームでの活用つまりコラボレーションが前提となっているということです。もちろん、MindManagerにCatalystの機能をアドオンすれば最も強力な使い方ができますが、すべての人たちにとってそれが適切かというとそうではありません。
Catalystには、その大きな特徴としてマップの協同編集機能があります。つまり、同じマップをいつでも、どこからでも複数の人たちが同時に編集できる機能です。
この利点は、実務上非常に大きな効果(創造性と生産性)をもたらします。
ここにCatalyst上でWebサイトリニューアルプロジェクトチームによってプロジェクト計画マップが共有されていると仮定しましょう。
各メンバーは自身の都合のよい時に、担当業務の状況や問題などをマップを通じて報告します。
例え、他のメンバーが報告のためにそのマップを編集中でも同時に更新することができるのです。
さらに、プロジェクトマネージャは、いつでも、どこからでもプロジェクトの全体像と最新状況をすばやく確認することができるわけです。
この機能によって、多忙なプロジェクトマネージャやメンバーは業務負荷を大きく軽減でき、本来の活動に注力することができます。

また、MindManager8とCatalystを組み合わせて使うことによって、マップから特定の条件の情報を取り出したり報告書としてWordにエクスポートすることがすばやく行えます。
MindManagerの最大の特徴は、マップ上に展開された情報の編集や出力機能が非常に優れていることです。
それぞれの特徴を十分に理解し、必要に応じて組み合わせ使用することによって、チームのコラボレーションスタイルは大きく変わります。
ぜひ、30日間の試用版ビジュアルコラボレーション体験コース(無料)を通じて実感いただければと思います。

MindManager8とMindjet Catalystの機能の違いの詳細については、こちら(英語)をご覧ください。

2009年12月1日火曜日

使い方はとってもカンタン!でもわからない時はどうすればいい?

Mindjet Catalystのインタフェースと使い方はとってもシンプル!近頃の複雑化したシステムのインタフェースに慣れているとちょっと物足りない気さえしますが、心配はありません。複雑さを包み隠しているだけです。
すでにMindManagerを使ったことがある方にとっては、ほとんどが共通のコマンドや機能で実装されていますので、あまり困ることはないと思いますが、初心者や入門者の方々にとってはやはり最低限の知識や情報は必要となります。

何かわからないことがある場合は、画面左側にあるナビゲーションフレームの「サポート」から「オンラインヘルプ」や「ユーザーガイド」が参照できますので必要に応じてご覧ください。
今後も本ブログを通じて、ビジュアルコラボレーションの本質やMindjet Catalystの便利な使い方などを積極的にご紹介していきますが、Mindjet Catalystの概念や機能の全体像を把握したい方は、まずはユーザーガイドを印刷されご一読することをおすすめします。

2009年11月30日月曜日

アクティビティセンター テンプレートを使ってすばやく思考を展開しよう!

マッピングの本質は、「問いの構造化」にあります。私たちは何かに取り組む際に「何を考えるべきか?」をまず自分自身に問いかけることから思考をスタートします。このプロセスは、一般に目にみえにくく、個人差があり、また非常に時間のかかる複雑な作業です。そのテーマに対して熟練の経験を有する人にとっては、すぐに思考を展開できますが、未知のテーマとなると一体何から考え始めたらよいのか皆目見当がつかないという状況に陥ります。この目にみえにくい思考のプロセスをマップテンプレートと共有できれば、スムーズに思考を展開することができます。

Mindjet Catalystでは、企業の事業活動に不可欠な以下の6種類のテンプレートをアクティビティセンター内にあらかじめ搭載しています。

◆ プロジェクト管理
◆ 会議の管理
◆ タスクリストの管理
◆ ブレーンストーミング
◆ マーケティングプラン
◆ 戦略計画(SWOT分析)

ここでは、プロジェクト管理のテンプレートを例としてお見せしましょう。
まず、マインドマッピングやMindManagerを使い慣れていない方でも、プロジェクト管理のどのような場面で利用できるのかをイメージ的に理解しやすくなります。
また、プロジェクトマネージャとして経験の浅い人でも、プロジェクトの全体像をどのように把握したらよいのかをすぐに理解でき、必要に応じて詳細な項目をすばやく検討していけるのです。
さらに、Catalystのマップ共同編集機能を使えば、複数の関係者が知恵を結集しながらプロジェクトの全体像を描いていくといった複雑な作業がいつでも、どこにいても簡単にできるのでとても便利ですよ。

2009年11月29日日曜日

ビジュアルコラボレーション実践!まずは、マップで全体像を把握しよう!

Mindjet Catalystには、Mindjet社の主力ソフトウェアであるMindManagerの基本的な機能が搭載されています。最新版のMindManager8ほどの機能は備えていませんが、初心者や入門者にとっては必要かつ十分な機能が搭載されています。ビジュアルコラボレーションの本質は、なんといっても業務や仕事の対象となる知識の枠組みや情報との関係を「見える化」して、組織やチームのメンバーとの相互理解を深めることです。
そのための基本は、やはり複雑な情報や知識をわかりやすくマッピングすることからスタートします。
ここでは、12月から新規に開講する「ビジュアルコラボレーション体験コース」の内容をデザインした例をお見せします。最初は、「中心トピック」しかなかったマップもわずか1時間後にはご覧の通りです。
コースの内容を箇条書きで表現されたものと比べると全体像がイメージしやすいと思います。
ぜひ体験してみたいという方は、毎週金曜日(12/4, 11, 18, 25)に銀座オフィスにて開催していますのでぜひご参加くださいね。
(お申し込みは、こちらから)