2009年12月29日火曜日

レポーティング編!全体像を俯瞰しながら相互の関係性を見極めよう!

今年最後の投稿テーマは、報告書作成、つまりレポーティングで締めくくりたいと思います。

多くのビジネスパーソンにとって、的確な報告書作成やレポーティングは最も重要なスキルです。


書き手からすればプレゼンテーション同様、報告書やレポートもいきなり理路整然と流れるように書けるわけではありません。
また、読み手にとっては、Word等で作成された文書情報や報告書から全体像を理解するためには、内容をすべて読まなければなりません。
さらに、文書情報として作成された後で、記述内容の相互関係を理解したり、文書内から重複や抜け・漏れを探し出すためには多大な労力と時間を要します。

この文書型によるアプローチは常に「見えにくい」「わかりにくい」「気づきにくい」といった以下のような課題を常に抱えていることに気づいてください。

つまり、

全体像がわかりにくい
重要ポイントが見えにくい
抜け・漏れ・重複に気づきにくい
特定の場所を示しにくい
最新状況がわかりにくい

ということなのです。



MindManagerを使えば、報告書の構成や骨子をマップ上に展開しながら全体像をすばやく俯瞰することができます。



また、必要に応じてアウトライン形式で流れを確認したり、マップビューで対象を限定しながら途中で焦点を絞り込むこともできます。

さらに嬉しいことにアウトプットは、ワンタッチで多様な形式に変換できるため完成イメージを早期に構築しながら品質を段階的に高めていくことが容易にできるのです。







適切なスタイルで作成されたWord文書であれば、MindManagerにインポートすることで、全体構造をマップ上にすばやく展開して、抜け・漏れ・重複等を発見することもできるのでとても役立ちます。


来年2010年は、私もめでたく年男です。


ビジュアルコラボレーション元年とすべくトラ、トラ、トラの勢いで大いに吠えたいと思います。


読者の皆様をはじめ日頃よりMindjet製品をご愛用の皆様、ご家族ともどもよいお年をお迎えくださいませ。


今年も本当にお世話になりました。

来年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


2009年12月28日月曜日

プレゼンテーション編!プレゼンテーションのシナリオとデザインのプロセスを分けよう!

プレゼンテーションの代表的なソフトウェアと言えば、MicrosoftのPowerPointでしょう。
多くのビジネスパーソンが利用するPowerPointですが、これさえあれば完璧かと言えば必ずしもそうとは言い切れません。

その理由は、プレゼンテーションのシナリオは、いきなり直線的な思考のみではうまく設計することができないからです。

プレゼンテーションの聴講者やテーマに合わせて、あれこれとシナリオを練るプロセスは、試行錯誤の連続です。
その試行錯誤を効果的に繰り返すためには、シナリオの全体像が見えることが不可欠なのです。

MindManagerを使えば、プレゼンテーションシナリオの全体像を誰でも簡単に描きだすことができます。
描き出した後で、構成を編集したり、順序を変更するには、単にトピックをドラッグ&ドロップするだけです。

さらに、MindManagerには、マップ形式でプレゼンテーションを行うプレゼンテーションモードとPowerPoint形式でプレゼンテーションを行うPowerPointエクスポート機能が装備されています。
プレゼンテーションのシナリオを変えずに、聴講者やシチュエーションに合わせて適切な方式を選択することができるので大変便利です。



また、プレゼンテーションの対象者が変わる際は、シナリオの全体像をマップで確認しながら構成をドラッグ&ドロップで思いのままに編集し、再度エクスポートするだけでわずか数秒で出来上がり。

特定のスライドの再利用や再構成などもトピック単位に編集ができるのでとてもすばやく、柔軟に編集が可能です。

プレゼンテーションで大切なことは、各スライドのデザインに凝ることよりも、聴講者にきちんと訴求したい内容を伝えることです。

そのためには、プレゼンテーションのシナリオを俯瞰するというプロセスが不可欠です。

MindManagerを使えば、プレゼンテーションの内容を常に俯瞰し、ダイナミックに編集することが可能になるのです。

2009年12月26日土曜日

ビジュアルコラボレーション実践!ワークスタイルを根本から変えるインタビュー&ヒアリングアプローチ!


私たちが日常行っているビジネス活動の中で最も大切なのは、お客様や相手のことを正しく理解することです。
そのために、私たちは多くの時間を使ってインタビューやヒアリングを通じて相手の話を聞いています。

ここにひとつ大きな課題が立ちはだかります。
それは、私たち一人ひとりは、この人の話を聞くという行為をきちんと教育されていないため、メモのとり方も各自バラバラであり、整理する方法もまちまちです。
単に聞くというレベルではなく、耳を傾けて聴くというレベルになるためには相当の訓練と実践が必要です。

MindManagerを使えば、一見ランダムにとったインタビューメモやヒアリングメモも解釈の視点を与えることであっという間に整理し、全体像をすばやく把握することができます。

MindManagerのマップパーツという機能を使えば、こうした解釈の視点を部品としてパーツ化することで、考える効率をさらに高めることができます。
さらに、Mindjet Catalystでこのインタビューマップを共有して活用すれば、思考レベルの異なる新入社員やベテラン社員でも共通の視点で顧客の声をすばやくマッピングできるだけでなく、共同編集しながら詳細の確認や今後の対応を一緒に検討できるのです。
不思議なものでこのプロセスを一度体験すると、もはや「マインドマップを描く」という概念は頭から消え去り、いかに業務や仕事をやりやすくするかという視点で柔軟に考えられるようになるようです。

全体像を理解し、現在地がわかれば、次のステップとして何をすべきかが自ずと見えてきます。
私たちが、地図をみて次の一歩を踏み出すように状況を正しく把握できれば、自律的に行動を開始することがより容易になります。



頭ではわかっていても実際にやってみないとピンとこないという方は、
ぜひ毎週金曜日の無料トレーニング

にご参加してみてください。


あなたに「眼からウロコ」の体験をお約束します!

2009年12月25日金曜日

チームのアイディアと知恵をすばやく結集!ブレーンストーミングモード

今日は、MindManagerをお使いの方々が意外と知らない機能「ブレーンストーミングモード」をご紹介します。
MindManagerは、マインドマップツールだと思い込んでしまうとなかなか気づけないことがあります。
それは、すべての思考を中心から放射状に発想しなければならないと思ってしまうことです。
マインドマップは、中心から放射状にトップダウンアプローチで思考を展開するには最適な方法です。
逆に細部の要素から上流に向かってボトムアップアプローチで収束させるにはブレーンストーミングモードが大変便利です。

ホワイトボード上に、アイディアを書き出した付箋紙をペタペタと貼っていく要領で自由な発想を促します。
書き出したアイディアの整理や体系化は、ドラッグ&ドロップで自由自在に思いのままです。

プロジェクターに画面を映し出しながら、ブレーンストーミングモードに切り替えます。
MindManager Lite7のようにこの機能が搭載されていないバージョンでは、フローティングトピックとメイントピックを代用して擬似的にブレーンストーミングモードに仕立てることもできます。

ステップ1では、まず参加者の方からアイディアを集めることに集中します。
ステップ2では、集まったアイディアをグループ分けし、トピックを生成します。
ステップ3では、ディスカッションしながらすべてのアイディアを関連グループへとドラッグして整理します。

この時、参加者の様々な意見や見解の相違を見える化しながら、ひとつの合意点にたどりつくというプロセスが非常に大切です。

状況やテーマに応じてこのボトムアップ方式とトップダウン方式の思考アプローチをうまく使い分けることが思考の生産性を高める上で重要なポイントとなります。
私たちの頭は、決してトップダウン思考だけではないことを忘れずに、状況に応じてうまく使い分けてみてくださいね。


2009年12月24日木曜日

ビジュアルコラボレーションを実現するプラットフォーム-Mindjet CatalystおよびWeb会議オプション

Mindjet Catalystでは、コラボレーションを前提とするチームや組織といった管理単位ごとにアカウントを作成します。
そして、アカウント内に招待されるユーザーによってのみ共有可能なアプリケーションとワークスペースと呼ばれる作業領域を提供するSaaS型のオンラインサービスです。

Mindjet Catalystへのアクセスは、MindManager8またはWebブラウザから行うことができ、利用者の役割によってその利用範囲を使い分けることができます。

Mindjet Catalystは、MindManagerで培ったマッピング技術を効果的に利用することで、現代のコラボレーション環境が抱える以下の課題を解決し、情報の共有方法を根本的に変えることができます。

①情報の整理・統合
②情報の共有・伝達
③セキュリティ

Mindjet Catalystをコラボレーションプラットフォームとして利用すれば、従来のメールで飛び交う添付ファイルの理解や散在する情報の検索といった非効率な作業時間が大幅に削減できます。
さらにいつでもどこからでも複数のメンバーで同時にマップを編集することができるので、プロジェクトマネージャは時と場所を選ばずに常に最新情報へアクセスすることができるのです。

さらに、Mindjet CatalystのWeb会議オプションを組み合わせることによって、ネットワーク上で最大15人までオンライン会議を低コストで開催することができます。
会議の主催者は、参加要請者に対してメールで招待メールを配信し、セッション番号を伝えます。
参加者は、指定されたセッション番号を入力すれば、Catalystのメンバーでなくても誰でもWeb会議に参加できます。
遠隔地への移動コストや移動時間、さらには会場コストを軽減することでミーティングのコスト効率を大幅にアップすることができるのです。

Mindjet Catalystは、30日間の試用が可能ですので、ぜひ新たなコラボレーションプラットフォームとして体験してみてください。


2009年12月22日火曜日

Mindjetが実現するビジュアルコラボレーションの世界とは?

今日はこのブログのテーマでもある「ビジュアルコラボレーション」が織り成す世界をご紹介しましょう。
ご存知の通り、Mindjet社は1994年以降、「マインドマップ」を基礎技術としたビジュアル思考ツール「MindManager」を世に送り出し、現在世界で150万人以上のビジネスプロフェッショナルの心を掴みました。

かくいう私もその一人であり、2001年に「MindManager 4.5」という製品に出会って以来、ビジネス、プライベート問わずにあらゆる活動に使い続けて10年という歳月が過ぎようとしています。
私自身が、一人のファンとしてまたヘビーユーザーとして強く願い続けてきたのは、いかにして多くの人たちが自然にマップというものを通じてスマートに仕事を行えるかということでした。

長い年月を経て、この願いは着々と実現へと向かい今それを実現できる環境が整いつつあります。
これまで、Windows-PC上でしか実現できなかった世界は、Apple-MacそしてiPhone/iPod Touchへと広がり、さらにWebベースのクラウドサービス-Mindjet Catalystへと進化を遂げています。

Mindjetの思想は、個人のための「マインドマップ」を描くことにフォーカスするのではなく、あくまで「マインドマップ」を優れた手法として利用することに徹しています。
ビジネスや業務を見える化し、個人やチームの創造性や生産性を高めながら、あらゆるビジネスシーンをスマートにすることが狙いです。

スマートとは、マップを共有することで常に全体像を把握し、一人ひとりが自律的に行動できることを意味しています。

それを実現するのが、Mindjetの「ビジュアルコラボレーションプラットフォーム」の使命なのです。

さあ、あなたも「ビジュアルコラボレーション体験コース」(12月25日)で新しい世界を体験しましょう。


2009年12月21日月曜日

ビジュアルコラボレーション実践!コミュニケーション編-言語の壁をビジュアライゼーションで打ち破れ!

日常のビジネスシーンや業務にMindjet CatalystやMindManager8を効果的に役立てる方法をご紹介するビジュアルコラボレーション実践!
本日は、いよいよ第四弾「コミュニケーション編」です。

大企業をはじめグローバルな組織やチームでコラボレーションを経験すればするほどやはり課題となるのは円滑なコミュニケーションです。
恥ずかしながら私、外資系企業でお仕事をさせていただきながら英語が大の苦手です。
もちろん、ソフトウェア企業に長年勤めてきましたので、専門用語やマニュアルの読解、業務上のメールのやりとりくらいならなんとかなります。

しかし、電話や会議で米国人とネイティブに会話となるとアウトです。
とは言っても、仕事は高い品質でこなすのがプロというものですので、ここは知恵を絞ってビジュアルに解決する方法を考えてみましょう。

今日は、リリース前のソフトウェア製品の品質を事前に確認し、必要に応じて開発部(米国)の担当者に状況を報告、解決をはかっていくシーンを取り上げます。

こういった場合、通常は把握した問題ごとにメール(英語)で報告、必要に応じて再現手順や画面ショットを添付する方法が一般的かと思います。
この時、問題となるのは、メールの受信者が言葉はもちろん、製品に関する知識やスキルまで同等のレベルでない限り情報は正しく伝わりにくいということです。
結果的に、その確認のためのメールが何通も飛び交うことになり、状況は複雑さと混沌に包まれていきます。

こんな時は、Catalyst上にビジュアルなマップを共有することで、コミュニケーション上の複雑さを取り除くことができます。
ビジュアルコミュニケーションは、「読んで理解する」コミュニケーションを「見て理解する」コミュニケーションへと変えることで、言葉の壁をぶち破ることができるのです。

以下に品質の検証者と開発担当者とのコラボレーション方法をご紹介しましょう。

1. 品質の検証者は、製品のコンセプトを理解しながら製品の機能構造をマッピングします。
2. 不具合や疑問が生じた箇所のトピックには、問題トピックを追加します。
3. 品質報告の凡例(Ledgend)を設定し、必要に応じてトピックに記号を付与します。
4. 必要に応じて、ノートに詳細情報や再現手順、添付ファイルとして画面キャプチャを添付します。
5. 開発者に、共有したマップと凡例を示し、確認と修正を要求するメールを送信します。
* この時、マップや詳細情報、画像ファイルをメールに添付する必要はもはやありません。
6. 開発者は、凡例にしたがってマップ上からすばやく問題となる情報へアクセス、状況を把握します。
7. 必要に応じて、ノートにコメントを追記したり、修正を完了したらあらたに記号を変更します。
8. 開発者からの修正報告に伴い、再度検証を実行し、品質の改善を確認します。

Catalyst上にあるマップは、常に最新状態が保持されているので、開発者、品質検証者はいつでも、どこからでも最新の情報を正しく、すばやく把握することができます。
蓄積された個別で複数のやりとりメールの中から、製品全体の品質の最新状況を把握することがどれほど難しく、労力がかかることが想像してみてください。

常に地図(マップ)を見ながら、全体像と現在地を把握し、次の行動へと移ることができる-これがビジュアルコラボレーションの本質なのです。

凡例記号の定義と品質確認状況 (色と記号、画像を使ったビジュアルコミュニケーション例)

2009年12月19日土曜日

ビジュアルコラボレーション体験コース 成果報告!クラウド時代の新たな幕開けを予感!

おかげさまで12月18日(金)ビジュアルコラボレーション体験コースが無事終了しました。
これまでMindManagerの基礎・実践コースを通じて約450名のビジネスパーソンの方々にトレーニングを行ってきました。
その都度、参加者には様々な気づきや発見が生まれてきましたが今回は、これまで以上にエキサイティングな空間となりました。

それは、一体なぜなんだろう?

それはきっとマインドマップという概念だけではどうしても想像できない世界や気づけない世界が参加者の人たちの目の前にぱっと開けたからなのだと思います。

私たちは、何か新しいことを学ぶ時、どうしてもそのもの自体を理解しようとしてしまいがちです。
つまり、「マインドマップ」とは何かを学ぼうとしてしまうのです。
ここで非常に大切なことは、学ぶためには「目的」が必要だということです。
学ぶこと自体が目的になってしまうと様々なことが空回りしてしまうことに気づいてください。

あなたは「マインドマップ」を一体何のために利用したいと思っているのでしょう?
結局、「マインドマップ」が生きるも死ぬもその目的次第なのです。

マインドジェットは、この「マインドマップ」という優れた手法を「ビジュアルコラボレーション」を実現するために応用している先進的な企業のひとつです。
その結果、どのような世界が開けるのか興味がある方は、ぜひ「ビジュアルコラボレーション体験コース」に参加してください。

毎週金曜日の15:00-18:00にあなたを新しい世界を誘う機会をご用意しています。
12月25日(金)は、あなたにとっておきのクリスマスプレゼントになることでしょう。
お申し込みは、チャンピオンプログラムのページから今すぐ!

来年は、きっとクラウド、SaaSとともに「ビジュアルコラボレーション元年」となることでしょう!
今年も残りわずかとなりましたが、皆さんよい週末を!

2009年12月18日金曜日

ビジュアルコラボレーション実践!プロジェクト計画・実行編-鳥の眼で全体像を把握、蟻の眼で詳細情報へとアクセス!

日常のビジネスシーンや業務にMindjet CatalystやMindManager8を効果的に役立てる方法をご紹介するビジュアルコラボレーション実践!
本日は、第三弾「プロジェクト計画・実行編」です。

プロジェクトと言えば必ず出てくるのが、「スケジュール」や「ガントチャート」といった作業工程表です。
納期を厳守する上でこの時間軸を中心とした仕事の管理方法も重要であることは確かです。
しかしながら、プロジェクトをマネジメントする上では、これだけでは不十分です。

なぜなら、プロジェクトはどんなに綿密に計画を立てても常に不測の事態を招く恐れのある不確実性の高い仕事だからです。
時間による管理のみを行っている場合は、私たちの思考はどうしても直線的になります。

私たちが、ある目的地へ移動する際に道に迷った時のことを想像してみてください。
いったんルートを間違えてしまうとそのまま突き進むべきなのか、一度戻るべきなのかがわかりません。
そんな時、私たちはいったん地図を取り出し、鳥の如く上空からの視点をもって現在地を確認し、軌道修正を行った上で再び蟻のごとく前進を続けます。

実は、プロジェクトをはじめとした知的労働においてもまったく同じことが起こるのです。
不測の事態や予期せぬ状態に陥った時に、この鳥の眼をもってプロジェクト全体を上空から見渡す必要があるのです。
その際に、大いに役立つのが地図と同様、プロジェクト計画マップなのです。
私たちは、いったん移動をはじめてしまうと目前にあるものに視点が奪われ、時に上空からの視点を見失いがちです。
そんな時、私たちに鳥の眼を与えることによって適切な軌道修正を促すことがマップの重要な役割であり、本質なのです。

Mindjet Catalyst上に、このプロジェクトの計画マップをチームで共有すれば、メンバー全員が常に全体像を見失うことなく、各自の役割や仕事に集中することができます。
さらに、単なる絵に描いた餅ではなく、常にプロジェクトの最新情報を反映したマップに更新することが最小限の労力で行えるのです。
つまり、プロジェクト計画は、計画段階の時にしか使わないものではなく、実行時にも役立つ情報へと進化していくのです。

以下に、プロジェクト計画マップをCatalyst上に共有した場合の活用イメージを簡単に紹介しましょう。

1. プロジェクトの活動項目をプロセスごとに定義したマップを作成・共有します。
2. 仕事情報という属性情報を各活動項目に定義することで計画を具体化します。
3. それぞれの作業の担当者は、マップマーカーという記号を使って、活動の進捗状況や状態を更新します。
4. 詳細情報、報告事項がある場合は、ノートを使い活動項目のメモとして記録しておきます。
5. プロジェクトマネージャは、常に全体像を把握しながら現在の状態をマーカーやノートの情報から的確に把握します。
6. 担当者からさらに詳しい情報を入手する必要があれば、チャットやメールで状況を詳しく確認します。
7. 定期的にWeb会議機能を使い、プロジェクトの進捗状況や報告内容をマップを通してレビューします。
8. MindManager8やJCV Gantt Proのようなプロジェクト管理ツールを併用することで、この計画マップからガントチャートや報告書をすばやく生成することもできます。

"鳥の眼"でプロジェクト全体を俯瞰し、"蟻の眼"で状態や詳細事項を確認

2009年12月17日木曜日

ビジュアルコラボレーション実践!情報共有・アクセス編-必要な情報をすばやく集めて共有しよう!

日常のビジネスシーンや業務にMindjet CatalystやMindManager8を効果的に役立てる方法をご紹介するビジュアルコラボレーション実践!
本日は、第二弾「情報共有・アクセス編」です。

例として、MindManagerを使った様々なソリューションを皆さんと共有したいと思います。

MindManagerは多くの方が単なる「マインドマップ」ツールだと思っています。
実はそういった一面があるのも事実ですが、ビジネスや業務で役立つビジネス情報管理ツールという側面も持ち合わせいます。

双方の大きな違いは、一方が「絵」や「画像」としてマップを描くことに対し、もう一方では「情報」や「知識」へアクセスする道具としてマップを活用するという点です。

現在、MindManagerには、アドインできる便利なソリューションが多数存在していますが、残念ながらそれらの情報に統合的にアクセスすることができません。
いったんインターネットのサイト上に点在してしまった様々なソリューションをわかりやすく整理し、みんなで共有するというのは非常に難しい面もあります。

そういった場合は、以下のような方法で多くの方が持っている情報をダイナミックに収集して多くの人たちと共有することができます。

1. Catalyst上にビジネスソリューションの枠組みを定義したマップを共有します。
2. メンバーの方は、すでに把握しているソリューションを該当のテーマに追加します。
  この時、メンバーは同じマップにリアルタイムに情報を追加することができます。
3. 該当のソリューションの紹介ページのURLをハイパーリンク機能を使って関連トピックに紐付けます。
4. 情報が一通り集まったら、Catalystの共有機能を使ってマップからPDFファイルに変換し、多くの方と共有します。
5. 情報を受け取った方は、マップから関心のあるトピックをたどることで必要な情報にすばやくアクセスできます。
6. さらにその情報を必要とする人がいる場合は、共有機能を使ってPDFファイルのリンク情報をメールやブログ、SNS等を通じて配信することもできます。

この方法の大きな利点は、複数の人たちが持っている情報をリアルタイムに集約できることです。
さらに、私たちがコラボレーションをする際にもっともよく使用する「電子メールにファイルを添付する」必要がないことです。
Mindjet Catalystを使って、すばやく情報を集め、共有する方法の効果をぜひ実感してみてください。

"Mindjet ビジネスソリューションマップ" Presened By Mindjet Player


2009年12月15日火曜日

ビジュアルコラボレーション実践!相互理解編-お客様の状況をすばやく理解し、共有しよう

さあ、いよいよビジュアルコラボレーション実践と題して、Mindjet CatalystやMindManager8を効果的に日常のビジネスシーンや業務に役立てる方法をシリーズ編でご紹介しましょう。
まず第一弾は、「相互理解編」です。
ここでは、MJ株式会社の営業マンが同社が販売するソフトウェアを使用する顧客へ訪問し、現状や問題についてヒアリングした結果を社内にフィードバックしながら製品や顧客対応の改善をはかっていくシーンを想定します。
通常、こういった場合お客様から聞き出した情報は、メモからメールやワープロのような文書情報に変換されますが、単なるメモを報告できるレベルにするにはそれ相応に時間と労力が必要です。
MindManagerのようなマッピングソフトを使ってランダムにメモを展開したとしても多くの場合は、以下の左側のイメージのようなかたちになりやすいと思います。

こうなる原因は、顧客の情報をどういった視点で整理するのかといった基準がないからです。
この基準がばらばらであったり、共有できていない場合は、こういった情報を相互に理解するというのは非常に負荷がかかります。
Mindjet Catalystのマップ共同編集機能を利用すれば、一見こういった整理されていない情報でも右側のイメージのように共通の視点に基づいてすばやく整理することができます。
以下に大まかな利用の流れを記載しておきますのでぜひ参考にしてみてください。

1.営業マンは顧客の情報(生の声)を現場で収集する(必要に応じてオンラインでも可能)
2.入手情報をCatalyst上にインポートして、協働作業しながら内容を整理する
3.回答内容を準備するため複数の関係者から情報を収集する(トピックにノートに回答を記録-遠隔地からでもOK)
4.回答資料の準備と配信(必要に応じてMindManagerを使ってアウトライン形式へ変換)
5.顧客からのフィードバックをもとにマップを更新
6.顧客の状況と全体像をチームで共有する
7.次なるアクションを検討し実行を管理する

といった感じとなります。
ビジュアルコラボレーションの本質は、このチーム内の「相互理解」をいかにすばやくかつ正しく生み出せるかという点にあります。
通常私たちは、言葉や文章で自分の理解を一生懸命他人に伝えようと努力しますが、思ったように伝わらないことがよくあります。
その原因は、伝える言葉の上位にある概念が、うまく伝わらないからなのです。
マップを使うことによって、この上位概念を上位トピックとして紐付けることができるので、共通理解を生み出しやすくまた誤解を防ぐことができるのです。

この活用例でのポイントは、なんといっても

3.回答内容を準備するため複数の関係者から情報を収集する

が時間と場所を選ばずに実行できることです。
チームの関係者に回答の期限を伝えておけば、誰でも都合のよい時間にどこからでも情報を入力・参照できるので大変便利です。回答内容をノートに記録し、必要に応じて質問記号(?)をつけることで再度の確認を促します。
こうして、マップを利用すると、最初は単なる「言葉のメモ」に過ぎなかっただったものが、チームで編集を加えることにより、

7.次なるアクションを検討し実行を管理する

では今後のアクションを検討する材料へと成長していきます。

こうした情報の変化は、私たちが日常利用しているメールやワープロ等では実現できない世界であり、わずか1枚でそれを実現できることが最大の強みであり利点です。

顧客の要件ヒアリングやインタビュー結果などをチームで理解・共有する際にぜひ活用してみてください。

2009年12月14日月曜日

時は金なり!知は宝なり!ビジュアルコラボレーションがもたらす価値と可能性!!

見える化というキーワードを目にするようになってから久しくなりますが、協働作業の見える化を意味する「ビジュアルコラボレーション」を実践することに一体どれくらいの価値があるのかについて今日は一緒に考えてみたいと思います。

MindManagerをミーティングや情報分析およびマネジメント、そしてコミュニケーションやプロジェクト/タスク管理において有効活用した場合、どのくらいの時間が削減できるのかを1800人のナレッジワーカーを対象に調査した結果(英語)がビジネス白書としてMindjetのWebサイトで公開されています。

> Mindjet Solution Business Case(英語)

調査結果として、少なくとも週に一人当たり3時間から5時間が削減されるという結果が出ています。
年間52週に換算すると実に一人あたり260時間もの削減となり、時間単価を5000円と見積もったとしたら、年間一人当たり130万円もの価値(時間)を創出する計算になります。

自身のこれまでの経験上から言えば、より有効に活用すれば一日に2時間程度の時間は削減できると実感しています。つまり、週10時間前後の削減が期待できるというわけです。
また、この効果は個人のみならずコラボレーションするチームの生産性にとっても大きな影響をもたらしますので、トータルで計算すると非常に大きな効果が見込めることになります。

しかしながら、MindManagerを使ったことのない方にとっては、「生産性や効率がアップします」と言われてもなかなか実感がわきにくいということもあるでしょう。

そこで、そんな方には、Mindjetが提供するProductivity Self-Assecsmentをやってみることをお勧めします。
フォームから、日頃ミーティングや情報分析・管理、コミュニケーション、プロジェクト管理のアクティビティに週当たりどれくらいの時間を割いているかを入力して計算結果をリクエストすると指定した電子メールアドレスに削減効果予測レポート(英語)が送信されます。

グラフ形式で表現されていますので、英語が苦手な方でも直感的に理解できると思います。

もちろん、削減可能な時間や単価は人によって様々ですが、私たちにとって貴重な時間を「時は金なり」という視点で日常の活動をシビアに観察することも時には必要かもしれません。

"Productivity Self-Assessment Calculator" Presented By Mindjet

2009年12月13日日曜日

ブログの最新情報をすばやくマッピング!MindManagerの便利なニュースフィード機能

MindManager8は、自身の頭の中にあるアイディアや知識をすばやく洗い出し、整理するだけでなく、外部にある様々な情報をマップ上にすばやく取り込む方法も提供しています。
そのひとつが、マップパーツの中にある「ニュースフィード機能」です。
今日は本ブログを例にサイトの更新情報をニュースフィード機能を使ってマップに取り込む方法をご紹介しましょう。

まず最初に該当のブログのニュースフィード(RSS)のURLを調べます。
本ブログのRSS-URLは、以下の通りです。

http://smart-catalyst.blogspot.com/feeds/posts/default?alt=rss

通常は、「このニュースを購読する」を実行すればニュースフィード機能を持つブラウザからすばやく情報にアクセスしたり、必要に応じて記事を並べ替えたり、検索することもできます。
MindManager8を使えば、さらにこれらの情報をすばやくマップに取り込んで自由に編集することもできます。

1. MindManager8を起動し、新規にマップを作成します。
2. 作業ウィンドウのマップパーツを選択して、マップパーツフォルダを右クリックします。
3. メニューから、「ライブラリに新しいニュースフィードの追加」を実行します。
4. 上記に示されるRSS-URLをコピー&ペーストして入力するとニュースフィード用のマップパーツが生成されます。
5. 任意のトピックに該当のマップパーツをドラッグすると自動的に該当のブログから情報を取得し、マップのトピックとして展開できます。
6. 各トピックには、投稿のテーマや投稿記事、記事参照のためのハイパーリンクが自動生成されます。

取り込まれた情報の全体像を俯瞰しながら、関心のあるトピックへダイレクトにアクセスできるので大変便利です。
関心度の高いブログやサイトからすばやく情報をマッピングし、独自の視点で編集するれば意外な発見があるかもしれませんよ。
MindManager(Pro7または8)を活用している方は、ぜひ一度お試しいただき新たな情報活用方法を模索してみてください。


2009年12月11日金曜日

PMI認定コース!プロジェクトダッシュボードでプロジェクトの混沌を打破せよ!

本日は、昨日投稿した「プロジェクト」に関するテーマをさらに具現化していきましょう。

プロジェクトチームで地図(マップ)を共有するための具体的な方策として、「プロジェクトダッシュボード」をとりあげます。

プロジェクトダッシュボードとは、プロジェクトの全体像を1画面に統合できるビジュアルツールであり、MindManagerを使うことでより高度な実装とカスタマイズを行うことができます。
プロジェクトに散在する様々な情報をプロセスに紐付けることによって誰でも、すばやく必要な情報へとアクセスできる環境を提供します。

プロジェクトダッシュボードを利用することで、ステークホルダーとのコミュニケーションを改善しながらプロジェクトに要する時間とコストを大幅に削減することができます。
さらに、プロジェクトにおける以下の活動をより効率的に行なえます。

■プロジェクトの成果物、連絡先、スコープ、プロジェクト計画書といった全てのプロジェクト情報にすばやくアクセスし、プロジェクトを適切にコントロールします。
■プロジェクトダッシュボードからワードやパワーポイント形式にすばやく変換できるのでレポートやプレゼンテーション資料の準備が簡単に行えます。
■プロジェクトダッシュボードを使えばオンラインでもオフラインでも簡単に会議を進めることができます。ブレインストーミングに加えて、進捗状況の確認や、タスクやリソースの割り当て を即座に行うことができます。
■プロジェクトダッシュボードによって、顧客や経営幹部にプロジェクトの状況をすばやく簡潔に 報告できます。

プロジェクトダッシュボードは、世界で50万人以上いると言われるプロジェクトマネジメントの国際資格PMPを認定するPMI(Project Management Institute)が認定するコースであると同時にPMBOKに準拠しています。コース終了後10PDU獲得できます。

本コースの特徴は、日本語、英語のどちらでも学ぶことができることであり、グローバルチームのプロジェクト共通言語であるPMBOKに準拠した国際的なラーニングコンテンツです。
このコースの開発者であり、指導者は、グローバルチームの豊富なプロジェクト経験と指導経験を持つウォーレン・アーバクル氏(フォーカスキューブ株式会社 代表)です。

MindManagerを使って「プロジェクトダッシュボード」を構成し、いかにプロジェクトをマネジメントできるのかについて関心のある方は、PMI認定コースの「MindManager for Projects」のサイトをぜひご覧ください。
概要をわかりやすく解説したビデオがありますので、まずはそちらをご覧ください。

プロジェクトダッシュボードは、プロジェクトの混沌とした状況と日々格闘している最前線のプロジェクトマネージャにとって今後一層不可欠なスキルとなることでしょう。

"MindManager for Projects" presented By Warren Arbukle


2009年12月10日木曜日

MindManager & Catalystでプロジェクトチームのコミュニケーションは大きく変わる!

本ブログでは、ビジュアルコラボレーションをテーマにMindjet CatalystやMindManagerをどのように活用できるかを毎回お伝えしています。
今日は、コラボレーションの代表例とも言える「プロジェクト」について言及したいと思います。

まず、プロジェクトにおける最大の課題はやはりコミュニケーションと情報共有にあると考えます。
様々な企業や組織にまたがって様々なスキルと個性をもった人間がチームとして共通目標に向かって仕事を進めていくというのはそんなにたやすいことではありません。
なぜなら、チーム内の様々な立場の人たちの共通理解を生み出すことは、従来の言葉のみのコミュニケーション方法では自ずと限界があるからです。

簡単な例として、私たちがある場所で誰かと待ち合わせする場合を想像してください。
待ち合わせ場所に何度かいったことのある人とまったく知らない人との間では、持っている情報に大きな差があります。
場所をよく知っている人は、言葉で一生懸命伝えようとしてもそもそもまったく周辺の情報を持ち合わせていない人にとってはちんぷんかんぷんです。
こういった場合、私たちは道具として何を普段使っているのか思い出してください。
そうです。「地図」を使って場所を示すことで、この理解の隙間を埋めるわけです。

実はこれと同じことが企業の事業活動やプロジェクト活動でも頻繁に発生しているのですが、私たちはこれまで一生懸命「言葉」や「文書」で伝えようとしていたのではないでしょうか?
チームの共通理解を醸成するために、この「地図」(マップ)が大いに役立つことに私たちはまず気づく必要があるようです。
さらに、個人的なマインドマップを描くことを目的とするのではなく、マップをチームの共通理解を生み出す道具として活用するという視点で取り組んでみてはいかがでしょう。

MindManagerとCatalystを組み合わせることで、チームの知恵と情報の活用方法が大きく変わります。
MindManagerのプロジェクト活用方法に関して関心のある方は、下記ZDNet Japanの連載講座をぜひご覧ください。
2年前、MindManager Pro7をベースに連載した内容ですが、今読まれても新鮮に感じるところがあるかと思います。

"MindManagerで見える化実践!スマートなプロジェクト管理" Presented By ZDNet Japan

2009年12月9日水曜日

Catalystの共有機能を使ってソーシャルネットワーキングサービス(SNS)へマップをすばやく公開!

ここ数年でマインドマップの認知度もだいぶ高まり、MindManagerをはじめとしたマッピングソフトウェアの利用者もだいぶ増えましたが、まだまだ知らない方もたくさんいるようです。
特に、企業活動や事業活動における利用については、その本質をまだまだ生かし切れているとは言えないようです。

情報の共有という面からすると手描きのマインドマップはもちろんですが、専用のソフトウェアを利用している場合は通常同じソフトウェアを利用しているユーザー同士でしか情報を共有できません。
通常、画像やPDFに変換することも可能ですが、情報というよりも単なる「絵」や「画像」としての表現にとどまってしまい、せっかくの「情報」を有効利用することができないという課題を抱えています。

そもそもマップの力は、なんといっても私たちが日常お世話になっている「地図」と同様、特定の領域の世界を1枚で表現することで、その全体像と位置関係を私たちにすばやく理解させてくれることです。
これは、言うはたやすいですが、非常に難しく、高度な技術を要します。

Mindjet CatalystやMindManager8には、マップをMindjet PlayerというFlashコンテンツに変換する共有サービス機能が搭載されています。
共有実行時(飛行機のアイコンが目印)には、メールやお気に入り、さらにはブログ、Twitterといったソーシャルネットワーキングサービス(SNS)へ情報を簡単に配信することができます。
この共有機能によって、発信者から受信者へ、受信者からさらに他の受信者へとリレー式で情報を配信できるので情報の伝播率が爆発的に広がっていきます。

どんな情報を「マップ」として社会に配信したいかは、あなたのアイディア次第です。
ぜひ、チャレンジしてみてください。

2009年12月8日火曜日

遠隔地からでも手軽にWeb会議でコラボレーション(オプション)

Mindjet Catalystには、標準機能に加えてオプション機能としてWeb会議機能を追加(年間38,850円/人)することができます。
Web会議機能は、アプリケーションやデスクトップの共有機能をはじめ、ビデオ、VoIP、チャット、ファイル転送、ホワイトボード、ダイナミックサーベイ機能などコラボレーションを円滑にサポートしてくれる機能が豊富に盛り込まれています。

私は、Mindjetの開発チーム(米国)とCatalystのワークスペースを通じて品質に関する問題を共有しています。(実は、英語はからきしダメなのですが、マップに示すことでシンプルに伝えることができます)
問題の本質や再現手順などがうまく伝わらない場合など、必要に応じてWeb会議を利用すれば問題発生の再現手順を目の前に示すことができ、問題や現象を正確に伝えることができるので大変助かっています。

1会議あたり、15人まで招待することが可能であり、参加者は必ずしもMindjet Catalystに招待されたユーザーである必要はありません。
つまり、オプションとして追加を要するライセンスは、主催者(モデレータ)のみとなりますので、マネージャクラスの方2名にMindManager8とWeb会議のモデレータオプションを導入し、メンバークラスの方10名には、Mindjet Catalystのサービスを利用するといった形態の利用方法もあります。

2009年12月7日月曜日

必見!チームコラボレーションの創造性と効率を高めるビジュアルソリューション

Mindjet MindManagerは、ビジネスパーソンの思考活動の「創造性」と「生産性」を継続的に高めてくれる非常に優れたソフトウェアです。
Mindjet Catalystは、このMindManagerで培われた優れた機能に加え、ビジネスチームやプロジェクトチームの仕事の進め方や情報、知恵の共有の仕方を根本的に変えることができるSaaS型のプラットフォームサービスです。

私たちは、日々のビジネス活動において、様々な行動とアウトプットが要求されます。
MindManagerによってビジュアル化された思考を様々な形式でアウトプットしたり、他のソフトウェアで作成された情報をシームレスにインプットできれば業務の生産性や効率はさらに高まるはずです。
MindManagerの強みは、単なるマッピングソフトにとどまらず、必要に応じてサードパーティ製のアドインツール製品を組み合わせることで様々なソフトウェアやツールとの連携がはかれることです。
日本においてもすでに、Excelとの連携機能やプロジェクト管理ソフトウェアとの連携によるガントチャート出力機能など様々なアドインソフトが開発・販売されています。
通常、こういったソフトウェアを探す場合、GoogleやYahooといった検索エンジンを通じて見つけることが多いと思いますが、今日はこれをビジネスソリューションマップとして皆さんに1枚でお届けしましょう。

"Mindjet ビジネスソリューションマップ" Presened By MIndjet Player

2009年12月5日土曜日

ブログの弱点克服!?これぞマップに秘められたパワー

ブログを開設してから早2週間が過ぎようとしています。投稿数も15件となりました。
毎日、様々な使い方やコンセプトをわかりやすくお伝えできればといろいろと工夫しているつもりですが、残念ながらブログには閲覧者が記事にアクセスする上で特有の課題があります。

それは、投稿記事のアーカイブにすばやくアクセスする手段が貧弱であるという点です。
最新や最近の記事を閲覧することはたやすいのですが、膨大に蓄積されたアーカイブから読み手が関心のある記事にダイレクトにアクセスする方法が残念ながらないのです。
カテゴリ分けされたテーマからプルダウンメニューで記事を選択する方法もありますが、あまり使い勝手がよいとは言えません。
このブログの根本的なアクセスにおける弱点を克服するためにもマップが大いに役立ちます。

具体的に、本ブログをマッピングした例をご用意いたしましたので、あなたの知りたい箇所をクリックして見たい記事にアクセスしてみてください。

"情報アクセスの課題を克服するブログマップ" Presented By Mindjet Player

2009年12月4日金曜日

ドラッカーが50年前にすでに予見していた現代社会が抱える本質的な問題とは?

気がつくとマインドマップやMindManagerとの出会いから約10年が過ぎようとしている。
プロジェクトマネージャという立場から物事の全体を俯瞰する必要性を痛感したのが、今から17年以上前。
以来、マインドマップを含めて様々な思考手法を実践で活用し、その本質を体得してきたつもりだ。
最近よく耳にするのは、「マインドマップは果たしてビジネスや仕事に役立つのか?」という素朴な疑問である。
結論は、声を大にして「大いに役立つ」と答えたい。

今日は、その結論を今は亡きマネジメントの父ピーター・F・ドラッカー氏の優れた知見に基づき検証してみたい。
彼が、50年以上前にすでに指摘していたと言われるモダンアプローチの限界、それは世の中の事象は論理の力によって解明できるとの前提に基づき、すべてを部分に分解して考えるというアプローチであった。
しかし、このアプローチは、現代社会が抱える地球環境問題や少子化高齢問題といった複雑な問題を解決するには残念ながらまったく役に立たない。それは、一体なぜなのだろうか?
それは、部分最適は、決して全体最適にはつながらないからである。
わかりやすく言えば、私たちの体を部分に切り刻んで分解しても何の機能も果たせない、体というひとつに統合されてはじめて機能するということである。
ドラッカーからのメッセージの本質は、「部分ではなく、全体を見なさい」ということである。
これは、言うはたやすいが、すでに部分に分解されてしまった物事を全体として捉えなおすには強い意識と訓練、そして道具が必要となる。
身近な例としてあげられるのは、学問や国、企業の部門そして私たちの人生である。
あなたは、果たして日々の日常や出来事を自分の人生全体の一部として常に俯瞰できているだろうか?
そう考えてみるといかに難しいかがわかるはずだ。
その全体をとらえるための道具として役立つ手法のひとつが「マインドマップ」であり、それを具現化した優れたツールが「MindManager」なのだと主張しておきたい。

例としてここに、人類と企業というものを上位の概念から俯瞰し、マッピングしたものをお見せしよう。
このレベルで俯瞰できれば、環境問題や戦争、そして企業の部門間のセクショナリズムなどといったものは入り込む余地がなくなることにあなたは気がつけるだろうか?

"企業の活動を部分としてではなく全体として捉えた企業マップ" Presented By Mindjet Player

2009年12月3日木曜日

チームワークにおいてマップがもたらす価値の本質とは何か?

ビジュアルコラボレーションと一言でいってもなかなかその意味の本質は伝わりにくいかもしれません。
そもそも私たちが現代社会において日々行っている「知識労働」というものの性質を理解することが大切です。
今日はわかりやすくするために、オリエンテーリングを例に説明しましょう。
オリエンテーリングとは、地図とコンパスを用いて、山野に設置されたポイント(コントロール)をスタートから指定された順序で通過し、ゴールまでの所要時間を競う野外スポーツの一種です。
オリエンテーリングに参加するチームは、この「地図」と「コンパス」を頼りに目的地を一丸となって目指すわけですが、実は私たちの行っている「知識労働」には、「地図」も「コンパス」もありません。
ここで気づかなければならないことは、この「地図」と「コンパス」らしきものを誰かが創らなければ、間違いなく道に迷い、行ったり来たりを繰り返し、最悪の場合は目的地に到達することができなくなってしまうことです。

地図(マップ)の本質は、チームでの活動や行動を適切に誘導しながら、目的地までのアクセスの時間をできる限り短縮することにあります。
そのためには、全体像を明らかにし、それぞれの情報の位置関係を整理した上で、様々な学習を容易にできることが大切です。

身近な例で言うと、インターネット上にMindjetのWebサイトが存在します。
各ページには様々な情報が掲載されていますが、通常すべての情報を読み手が必要とするかどうかはわかりません。ここで、適切に誘導することができない場合、読み手が探したい情報をあちこち探し回ることになりますが、それぞれの読み手に大変な負担をしいることになります。
そこで、特定の目的をもったチームに対して共通な視点をもったマップを提供することができれば、情報へのアクセスは、劇的に改善され、すばやく目的とする情報へとたどりつくことができるわけです。
この原理を、チームワークに適用し、チームで同じマップを共有しながら仕事を進めていきながら目的地へと辿り着く-これがまさにビジュアルコラボレーションの果たすべき本質と価値なのです。

"Mindjet CorporationのWebサイトマップ" Presented By Mindjet Player

2009年12月2日水曜日

素朴な疑問を解消!CatalystとMindManagerって一体何が違うの?

Mindjet Catalystのサービスを開始してから、MindManagerとの違いを聞かれることが多くなりました。
ここでは、本質的な違いをわかりやすくご説明しましょう。
まず、その大きな違いはMindjet Catalystは、チームでの活用つまりコラボレーションが前提となっているということです。もちろん、MindManagerにCatalystの機能をアドオンすれば最も強力な使い方ができますが、すべての人たちにとってそれが適切かというとそうではありません。
Catalystには、その大きな特徴としてマップの協同編集機能があります。つまり、同じマップをいつでも、どこからでも複数の人たちが同時に編集できる機能です。
この利点は、実務上非常に大きな効果(創造性と生産性)をもたらします。
ここにCatalyst上でWebサイトリニューアルプロジェクトチームによってプロジェクト計画マップが共有されていると仮定しましょう。
各メンバーは自身の都合のよい時に、担当業務の状況や問題などをマップを通じて報告します。
例え、他のメンバーが報告のためにそのマップを編集中でも同時に更新することができるのです。
さらに、プロジェクトマネージャは、いつでも、どこからでもプロジェクトの全体像と最新状況をすばやく確認することができるわけです。
この機能によって、多忙なプロジェクトマネージャやメンバーは業務負荷を大きく軽減でき、本来の活動に注力することができます。

また、MindManager8とCatalystを組み合わせて使うことによって、マップから特定の条件の情報を取り出したり報告書としてWordにエクスポートすることがすばやく行えます。
MindManagerの最大の特徴は、マップ上に展開された情報の編集や出力機能が非常に優れていることです。
それぞれの特徴を十分に理解し、必要に応じて組み合わせ使用することによって、チームのコラボレーションスタイルは大きく変わります。
ぜひ、30日間の試用版ビジュアルコラボレーション体験コース(無料)を通じて実感いただければと思います。

MindManager8とMindjet Catalystの機能の違いの詳細については、こちら(英語)をご覧ください。

2009年12月1日火曜日

使い方はとってもカンタン!でもわからない時はどうすればいい?

Mindjet Catalystのインタフェースと使い方はとってもシンプル!近頃の複雑化したシステムのインタフェースに慣れているとちょっと物足りない気さえしますが、心配はありません。複雑さを包み隠しているだけです。
すでにMindManagerを使ったことがある方にとっては、ほとんどが共通のコマンドや機能で実装されていますので、あまり困ることはないと思いますが、初心者や入門者の方々にとってはやはり最低限の知識や情報は必要となります。

何かわからないことがある場合は、画面左側にあるナビゲーションフレームの「サポート」から「オンラインヘルプ」や「ユーザーガイド」が参照できますので必要に応じてご覧ください。
今後も本ブログを通じて、ビジュアルコラボレーションの本質やMindjet Catalystの便利な使い方などを積極的にご紹介していきますが、Mindjet Catalystの概念や機能の全体像を把握したい方は、まずはユーザーガイドを印刷されご一読することをおすすめします。

2009年11月30日月曜日

アクティビティセンター テンプレートを使ってすばやく思考を展開しよう!

マッピングの本質は、「問いの構造化」にあります。私たちは何かに取り組む際に「何を考えるべきか?」をまず自分自身に問いかけることから思考をスタートします。このプロセスは、一般に目にみえにくく、個人差があり、また非常に時間のかかる複雑な作業です。そのテーマに対して熟練の経験を有する人にとっては、すぐに思考を展開できますが、未知のテーマとなると一体何から考え始めたらよいのか皆目見当がつかないという状況に陥ります。この目にみえにくい思考のプロセスをマップテンプレートと共有できれば、スムーズに思考を展開することができます。

Mindjet Catalystでは、企業の事業活動に不可欠な以下の6種類のテンプレートをアクティビティセンター内にあらかじめ搭載しています。

◆ プロジェクト管理
◆ 会議の管理
◆ タスクリストの管理
◆ ブレーンストーミング
◆ マーケティングプラン
◆ 戦略計画(SWOT分析)

ここでは、プロジェクト管理のテンプレートを例としてお見せしましょう。
まず、マインドマッピングやMindManagerを使い慣れていない方でも、プロジェクト管理のどのような場面で利用できるのかをイメージ的に理解しやすくなります。
また、プロジェクトマネージャとして経験の浅い人でも、プロジェクトの全体像をどのように把握したらよいのかをすぐに理解でき、必要に応じて詳細な項目をすばやく検討していけるのです。
さらに、Catalystのマップ共同編集機能を使えば、複数の関係者が知恵を結集しながらプロジェクトの全体像を描いていくといった複雑な作業がいつでも、どこにいても簡単にできるのでとても便利ですよ。

2009年11月29日日曜日

ビジュアルコラボレーション実践!まずは、マップで全体像を把握しよう!

Mindjet Catalystには、Mindjet社の主力ソフトウェアであるMindManagerの基本的な機能が搭載されています。最新版のMindManager8ほどの機能は備えていませんが、初心者や入門者にとっては必要かつ十分な機能が搭載されています。ビジュアルコラボレーションの本質は、なんといっても業務や仕事の対象となる知識の枠組みや情報との関係を「見える化」して、組織やチームのメンバーとの相互理解を深めることです。
そのための基本は、やはり複雑な情報や知識をわかりやすくマッピングすることからスタートします。
ここでは、12月から新規に開講する「ビジュアルコラボレーション体験コース」の内容をデザインした例をお見せします。最初は、「中心トピック」しかなかったマップもわずか1時間後にはご覧の通りです。
コースの内容を箇条書きで表現されたものと比べると全体像がイメージしやすいと思います。
ぜひ体験してみたいという方は、毎週金曜日(12/4, 11, 18, 25)に銀座オフィスにて開催していますのでぜひご参加くださいね。
(お申し込みは、こちらから)

2009年11月28日土曜日

招待ユーザーをワークスペースのメンバーとして追加しよう!

Mindjet Catalystでは、作業領域となるワークスペースにアクセスする人を招待ユーザーの中から選択できます。
メンバーを追加する際は、3つのアクセス権限(所有者、作成者、閲覧者)から適切な権限を与えることができます。
所有者:ワークスペース内のドキュメントを閲覧・追加・編集でき、ワークスペースにメンバーを追加できます。
作成者:ワークスペース内のドキュメントを閲覧・追加・編集できます。
閲覧者:ワークスペース内のドキュメントを閲覧のみ可能です。

メンバー追加の際は、対象者に電子メールで案内を通知することができます。
これで、複数の人たちでコラボレーションできる環境が整いました。

2009年11月27日金曜日

アカウント内に協同作業を行うメンバーを招待しよう!

Mindjet Catalystは、コラボレーションを前提としたサービスです。アカウントの所有者はメンバーとして管理するユーザ数の範囲内で自身のアカウントに招待することができます。(試用中は、4人まで招待することができます。)
「マイアカウント」から「アカウントユーザーを招待」をクリックするとユーザ招待画面が表示されますので、招待したいユーザーの電子メールアドレスと氏名ならびに与えたい権限を指定して招待を実行します。
一度に複数のユーザーを招待したい場合は、CSVファイル(カンマ区切りのテキストデータ)を読み込むことで一括処理を行うこともできます。
招待を実行すると相手に招待メールが届き、相手が招待を受諾すると正式にメンバーとして協同作業が開始できます。ただし、招待されるユーザーはMindjet IDが必要となりますのであらかじめ作成しておくか、招待受諾時にIDを作成する必要がありますのでご注意ください。

2009年11月26日木曜日

サインインしたらアカウント、言語を確認・選択しましょう!

Mindjet Catalystは、複数のアカウント、多言語に対応したサービスです。サインインが完了したら画面右上のアカウント選択、言語選択の設定を確認しましょう。自分が所有するアカウントが複数になったり、他者から招待を受けると選択できるアカウントがリスト上に複数表示されます。また、言語を切り替えることによりユーザインタフェースを日本語から英語に切り替えたりすることができます。通常、日本人の方は「日本」が選択されていることを確認しましょう。